日山トンネル
 山形県真室川町にやはり気になるトンネルが。
 いえ、地図上では普通のトンネルです。しかし、ここはすでに通行不可。いったいなぜ地図上には残しておくのか?秋田県南外村の立倉トンネルも同様。国道のトンネルですら名前は地図に載っていないのに、これら廃隧道はどうして載っているのか?
 まぁ、結局原因はわかりませんが、行ってみましょう!
12:25

 さて、トンネルへ向かう前に、金山町内に寄った。

 ここは、古き良いものの雰囲気を損なわず、綺麗に整備された町だ。
 そんな一角にこの石碑があった。

 それは、「イザベラバード記念碑」

 イザベラバードは、イギリスの19世紀の女性旅行家で、東洋各地の旅行記を残している。日本、特に東北を紹介した『日本奥地紀行』には、この金山町についても記されている。

 そのゆかりの石碑である。
12:49

 トンネルに行く前に水分補給。
 真室川公園にて、ジュースを購入。

 まだ八重桜が満開である
13:04

 国道344号線を西へ向かう。

 そして、トンネルへの分岐へたどり着く。
 さぁ、ここからが本番だ!
13:07

 分岐を曲がってから少し迷った。

 GPSの地図には、日山トンネルへの道は載っていない。

 すると、見覚えのある光景が。
 他のサイトで見た日山トンネルへ通じる道の入り口である。

 「人ん家?入って良いのかな!?」
13:08

 おっ!山へ道が通じる、林道が始まりそうだ!

 ちょっと裏庭っぽいアプローチだが、確かに林道に通じていた。

 
13:09

 西郡林道起点。

 半分埋もれかかった林道銘板が、この先の行程の辛さを物語っている...
13:12

 山に無理矢理作られた道なのか!?

 山が削られ、赤土の地層がむき出しになっている。
13:13

 角を曲がると・・・

 雰囲気が変わった。

 妙に静かだ。

 杉林が音を消している。不気味だ...
13:17

 ん?

 路肩が補修されている。
 一度崩壊したようなあとが残っている。

 道のもろさと、この道がまだ使われていることを確認した。
13:19

 ここは、そんなに高い標高ではない。

 しかし、谷間が深い。
 路肩のもろさも手伝って、恐怖心があおられる...