11:50
やはり、水が溜まっている...
地下道のプールか。広くなった空間が再び狭くなる。プールは奧まで続くようだ。
11:51
ふっ、今日はながくつ装備。水になんか負けねぇ。
ものすごく透明感あるプールに侵入した。俺の一歩一歩が水を濁らす。
ただ、生物が全く居ないことが気になった。どんな奥地でも得体の知れない虫が泳いでいるものだ。確かにそれは気持ち悪いが、何も居ないここの方が気持ち悪い。
水質が異常なのか!?
11:52
すごく良く整備されたような地下道の様に、壁や水面が綺麗だ。
んん?プールがだんだん深くなる。やばい。水には絶対触れたいくない。できるだけ浅い壁沿いを歩く。それでも50cm近くあるながくつのぎりぎりラインまで浸かる。雪解け水によって水かさが増しているのか!?
11:53
水底にも摩訶不思議な形をした物質がごろごろ転がっている。本当、人の立ち入らないところには、通常では見ることのないものが存在する。
ここは、整備された鍾乳洞ではないが、見学するにも値する貴重な自然の作り出した神秘があった。
11:53
でた!
鍾乳石!!
気持ち悪い〜!!!
ここって、使われなくなってそんなに長いんだっけ?立派な鍾乳石だ。