7:26
シートポストをパワーアップさせた相棒 GIANT「FCR」。アップダウンの激しい出羽丘陵を越えるための頼もしい相棒である。
7:56
芦沢峠を避ける形で作られた八沢木トンネル。大きさはもちろん、歩道の広さに感動した。岩手県境までの途中にあるトンネルの狭かったこと。
今年は雪解けが早かったため、保呂羽山を越えて、本荘を目指すことに。しかし、この考えが甘かった。山奥はまだまだ冬季閉鎖中。そんな中、引き返すことのできない私は雪中行軍を敢行。そこで私が見たものは・・・
8:25
きつい勾配を根性で進み、ついに保呂羽山少年自然の家へ。
誰もいない自然の家の前で一時休憩。
この先は楽しい下りが待っている。
雪中行軍〜本荘行き〜
8:38
下りを楽しみ、行き着いた先は坂部地区。深い雪が残る雰囲気ある世界。
ここまではまだ、序の口。旅の始まりである。
9:02
坂部を抜け、滝温泉への分岐点にある謎の建築物。これはいったい何の目的で作られたのか。
不思議に思い、探索することに。
単なる採石工場跡か!?
9:36
いよいよ本荘へ抜ける最後の峠「小友峠」へ。
だんだんと道路脇の積雪が多くなり、ちょっと不安になってくる。
ちなみに、あまりの急勾配に心拍数限界状態。
9:53
がーん!
なんと行き止まり。冬季閉鎖によるものだ。実は、上ってくる途中、看板に「通行止め」の文字があったが、とりあえず登ってきてしまったのだ。
しかし、ここで引き返すには、プライドが・・・
9:57
なんと行くことに...
雪中行軍
ちょっと行けばすぐ除雪されているだろうとなめきった考えで突き進むことに...
10:09
道中スキーの痕跡が。阿呆なやつはほかにもいるもんだ。
しかし、この痕跡が心強く感じた。
10:56
小友峠到着。大内町と本荘市の境。
ようやくここまで来たか。
しかし、スキーの痕跡はここまで。ここからは完全な孤独な行軍となる。
11:02
苦しい行軍の中、一気に開けた景色。そこに現れたのは、雪被る鳥海山。
本日のベストショット。
違和感のあるこのツーショット。大好きな一枚である。
11:18
すばらしい景色を堪能し、いざ進まん。
と、意気込んだ直後、足がぬかる...
これまで低温で固かった表面も、昼頃になり、柔らかく...
やばい...歩き...にくい.....
11:42
・・・・・・・・
はぁ....
道と思えたものは、露出した壁だった...
疲労困憊...体力ではない、精神面だ。いったいいつまで...
11:39
かなり歩いた。歩きづらい道を...
本来はあっという間に通り過ぎる、九十九折りを、遠くまで続く下り道を、いつまで続くのかわからず...黙々と歩く...
地図を見てもわからない...
ここはどこなんだ...
不通区間はどれぐらいなのだろう...
まさか、永遠には続かないだろう...
いつか、いつか必ず...
ふと、カーブミラーに!!!!!!!!
除雪された路面のようなものが見える!!!この角を曲がれば、この角を曲がれば...