16:27

 帰り道、少し廃村を探索してみた。

 すると、奥まったところに水田があった。人里からは随分離れたこの場所にである。確かに、不便とは言え、土地を無駄にはしたくないはず。住居は移動しても、この土地にはまだ、人の心が残っていた...
16:48

 暗くなりつつある道を、まったりと走っていた。

 すると...道の真ん中に、見たことのない不気味な木の実が...何と、いぼいぼチェリー!

 上を見てもそんな実がなっている木が無かった。一体どこからやって来たのか...

 こうして、謎を残したまま直根林道の探索を終えた...

 
16:33

 再び、第二直根トンネル(最長)を通ることに...

 少し、心に余裕を持って見ると、その壁面は素堀のように荒い...コンクリートでコーティングはしているが、何とも頼りない感じだった...やはり、いろんな意味で恐いトンネルだった...
17:37

 雄勝郡旧道巡りが終わった。全て、強烈な印象の残るものばかりだった。

 この充実した一日を締めくくるかのように、夕焼けに染まった鳥海山が見送ってくれた。そして、黄桜温泉に入り、生きて帰れたことを実感した。

 
↑ ヤマボウシの実でした。(H18.1.1追記)