17:57
悪魔の住む森に日が暮れゆく...
先のわからないこの状況に、日没までが追い打ちになり絶望を禁じ得ない...
やばいよな(本気)
17:58
背筋が冷たい。焦りが俺を落ち着かせない。
暗くなりつつある空も沢沿いにあるとまだ明るい。
しかし、それをももう覆い隠す木々のカーテン。山道は、暗い森に消える。
17:59
妙に静かだ。
生と動を感じさせる沢の音すら消されている。
不安はさらに助長される。
少し行くと、沢との高度差を一気に埋めるかのように細かい九十九折りで急降下する。
っと、焦っていたのか、俺のバランス感覚が鈍って、ついに転倒!
18:02
泣きっ面に蜂!やっちまったよ!!!
大丈夫か!?俺?あとはチャリ?
う〜ん、運が良かった!手を思いっきりついた。しかし、傷は無いようだ。(泥は付いたが)
柔らかい地面のおかげか!?
チャリも生きている。
う〜ん、気を付けて走ろう...
18:03
転倒地点から少し走ると、水がわき出ており、泥だらけになった手を洗えた。助かった〜!
ん?小さな沢の割に、妙に大きな音が聞こえるような!?
・・・気になって辺りを見回した。
!!!!!!!! すると...
いで〜!!!