地獄の主寝坂峠をついにクリアした!
 この近辺の地形が好きだ。特に山の稜線。日本昔話に出てきそうなほどそそり立つ山々。何か神々しいものさえ感じる。
 大動脈となる国道を通すには難しい地形ではあるが、谷を抜け、山を削り、徐々に国道として成長している。
 チャリを走らせていると、その成長過程で捨てられた道を見つけた。それらをいくつか紹介しよう。
11:15

 主寝坂峠を越え、ひとまず北上。

 気になっていた旧道へ向かう。

 そう、ここは恐怖の峠からも見えた及位地区。

 ちょっとのほほんツーリング。

 と、油断していると...
11:18

 すぐに及位隧道を通過してしまう。
 そう、このトンネルの銘板には、「及位隧道」と表記されている。
 このような新しいトンネルに、古い言葉である隧道と表記しているのは珍しいのではないだろうか!?

 と、その脇に道!?
11:19

 旧道みっけ!

 車ではもう入れないであろうその旧道は、結構綺麗である。

 まだ新しいのかな!?
11:20

 結構いいねっ!

 地味なこの旧道だけど、切り立った崖を横目に大きく折れる。
 何か迫力を感じる。

 新緑が崖を覆い隠す。
11:22

 すぐ横は、沢が流れる。

 これも地味だが以外に美しい。
 と、その脇に、建物があったであろう跡が。
 ドライブインか何かかな!?
 旧道の雰囲気を盛り上げる。(不謹慎!?)
11:23

 あっという間に現道に合流する。

 こちら側(北側)は、しっかり車止めされている。
11:25

 合流!

 プチ旧道だったが、ちょっと得した気分。
 なぜ、旧道の景色ってどこも綺麗なんだろう!?
 新道しか走らない人は、もう目にすることもないんだろうなぁ...


 実は、このあともっと嬉しい発見するのであった。
 でも、それは別の機会に...
11:39

そして、再び南下。

 ようやく抜けた主寝坂峠を横目に...

 あの峠から見えた現道を南下する。

 峠を回避するため設けられた橋、主寝坂橋。
 改めて感謝したい。
11:42

 さて、峠を貫くトンネル。
 主寝坂トンネルに到着。

 しかし、ある意味峠より怖かった。
 その狭さは、現役のトンネルとしては最狭!?
 トラックならすれ違えず、お互い対向車の通過を待ってから進入しなければならない。そのための電光掲示板すらある。

 そこをチャリで。自殺行為である。
 後ろからの車が途絶えたところを見計らい、猛ダッシュ!
 鬼コギ!
 必死だったよ(>_<)