14:59

 そして、再びツタの猛威。今度は俺の足まで止めようとする。そんなに行くなと言うことか!?
 しかし、俺は行かねばならぬ、許してくれ、ツタよ...(阿呆)
15:01

 そして、ついに現道との合流地点。

 そんなに長くはない峠だったが、なかなか手強かった。一度は、俺を撤退させたほど。
15:03

 こうして、雪辱戦は俺の勝利に終わった。

 緑に覆われた廃道も、積雪によりベールを剥がされ、秘密の道を現す。この時期は、廃道もなんとも脆いモノよ。緑で隠せず、醜いその姿を晒す。そして、俺はその上を踏みつける。そう、完全勝利!