旧雄和町の田園や雄物川の流れを臨めるなど展望が良く、そこは高尾山荘が設けられたり、キャンプ場としても利用できるなど、県民レクリエーション地域として整備されている。
その景観を求め、駒泣峠を越えた足で、再び山越えを敢行。疲労もあるが、それ以上に雲行きが怪しくなるその空に心配を抱く．．．
「街道の松」
市指定文化財であり、道路脇に数本並ぶ。見事な松である。
しかし、もうすぐバイパスができ、この県道を通る車は減り、この松を見る人も減ってしまうのだろう．．．
さぁ、早速、高尾山への入り口へ。
ここから国道３４１号線になり、そのまま国道が高尾山を登ってゆく。
国道といっても良い道とは限らない。
狭い上に、つぎはぎ状に舗装されている。
肩身狭く国道の標識が路傍に立つ。
国道です。
大きくカーブを描く。
下りだったら気持ちよさそうだが、登りは・・・辛い。
ガードレールがまた一段道を狭くする。
国道らしさは無い。
もうほぼ一車線。
しかし、国道です。
らしくないこの道を「国道だ！」と言い張るように、標識が立つ。
しかし、そんなことより登りが辛い。
もともと車用の国道だから九十九折りが少なく、斜度のきつい登りが続く。
あぁ、チャリツーリングはいつもこんな愚痴ばっかりだ。
でも、また登りに行く俺。
こもれびの道 入り口。
ここ？
のんびり自然を満喫して、散策できそうな名前だが、自然が爆発している。
藪は得意だが、散策路としてはねぇ．．．行く気はしない。
景色が開け、蛇行する雄物川が臨める。
そんな高い山でもないが、景色は抜群。
高いところから臨む景色も良いが、こういった景色は立体感があり、好きだ。
