11:24

 しっかり、「こちらです」と、手招きしています。

 余裕の挑戦状か!?
 峠本番!
 駒泣の本領発揮!

 そっちがその気なら!
 降りたら負けっ、乗って越えてやるぅぅぅぅぅぅ!!

 行ったるでぇえぇ!!!!
 
11:25

 はい、負けました。
11:26

 無理っしょ?

 最初のあの急坂は、ほんのジャブか...
 油断したよ。

 ペットボトルを置いて、この坂を検証。
 大袈裟ではありません。水面と比べたこの斜度。
 ペットボトルもすぐ倒れました。
 ありえねぇぇぇぇぇ!(T_T)
11:28

 敗北の手押しチャリでしばらく登ると、ようやく乗れる程度へ緩む。

 ちょっと、一息入れると、再び峠の襲撃!?

 うねって登ってゆく。
 まるで昇竜の背中を越え、空へ向かうかのよう!?

 ・・・大袈裟?
11:31

 そ、そして再び爽やかな林道になる。

 まぁ、俺にとっては、もう敗北の道。
 あとは、爽やかに走ることに目標を変え、楽しく走ろう!

 気持ちの切り替えが大切です。
11:35

 峠は越えていないが、ある意味、峠を越えた。

 もちろん通常よりはきつい坂が続くが、乗れる範囲である。
11:36

 林立とはこのことかと言うほど、整然と並んでいる。

 きれいに下刈りされ、立派な秋田杉がそびえ立つ。
 あぁ、秋田の資源は、まだまだ豊富だ。
11:37

 最近、あまり人が登って来ていないのか!?

 道を横切るように蜘蛛の巣がはっている。
 まるで、トラップのよう。
11:39

 峠が近いのか?

 少し周りが開けてきた。
 太陽がまぶしい!

 そして、再び分岐。
11:40

 分岐に、目立たないように峠への案内板が。

 これって、立っていた看板をただ置いているだけのようだが...

 誰かが人為的に別の場所へ移動していたら...

 し、信用して良いんだよなぁ!?