11:41

 ぱぁと開けた!

 道も草に覆われて来た。
 ん?荒れてきたわけじゃぁないよな?
11:43

 チョットした高原のよう。

 杉の向こうに見える山は、権現山。
 旧大内町と旧岩城町を分かつ。
11:44

 ここには、数本、枯れた木が立っていた。
 この存在は、その場の雰囲気を一気に寂しげにする。

 空も雲が多くなってきたような!?

 でも、見晴らしは良い!
11:45

 ここからさらに奥へ林道は続く。

 でも、こんな感じに草の勢いに道が負けそうだ。


 あ、あってるんだよなぁ。
 チョット心配になる。
11:48

 んん?
 倒木もある?
 あ、怪しいぞ!?

 さっきの看板、誰かのいたずらか!?


 でも、チョットこの展開を楽しんでいた。
11:50

 あぁ、大丈夫そうだなぁ...

 またまた、綺麗に整備された林道に。
 駒泣の名に反して、緩やかな勾配が続く。
11:53

 そして、ついに峠手前の「御茶立場跡」。

 亀田藩主が領地見回りの折お茶を飲んだとも伝えられる場所だ。

 峠との戦いも、ホッと一息。
11:54

 川大内街道跡(駒泣峠) 〜御茶立場〜

 この街道は羽州街道跡に通じる川大内街道跡です。
 藩政治代、亀田藩主が参勤交代のときこの街道を通りました。
 また、亀田城下町へ米や炭、野菜、山菜等を運んだ重要な街道でした。険しく急な山道に人も馬も泣くほどだったといわれ、このことからこの峠を「駒泣峠」とも呼んでいます。
 この場所は藩主のお休み場所で、涌水を汲みお茶を飲んだといわれています。

                    大内町教育委員会
11:55

 大杉の根元にわずかに湧く清水。

 峠越え区間唯一の水飲み場。
 亀田街道が通っていた時代は、大変重宝したのだろう。
 当時は、茶屋があったときもあるらしい。

 こんな狭い場所に!?
11:56

 湧き水とはいえ、あまり整備されていないのか、単なる水たまりにも見える。

 コップではなく、空き缶をくりぬいただけのものがあるだけ。

 チョット飲むのに抵抗があったんで、持ってたジュースを飲んだ。
 意味なし!