14:05

 国道から入り、ここまで、500mも無いだろう。早速発見、峰ノ山隧道。

 常に国道を左に望みながらの道のりであった。今、霊のように朧気に姿を現した...
14:07

 峰ノ山隧道北口。

 その口の周りには、苔がびっしり覆い尽くしている。濃緑の廃隧道。これまで出会った廃隧道とは、また違った雰囲気を持っていた。

 遺構と言うよりは、遺跡と言った感じ...
14:09

 入り口の足下には、枕木が沢山転がっていた。

 俺の前にも来客がいたのだろう。足跡が点々と残っていた。

 これほど魅力的な廃隧道は、皆放っておけないのだろう...
14:10

 隧道内部。

 足下は、だいぶ湿っていたが、何か柔らかい。砂なのだろうが、スポンジを踏んでいるかのようだった。

 かなり時間は経過しているはずだが、壁面の状態は良かった。
14:02

 やはり、今日も藪道か...

 別に藪が好きな訳じゃない。行きたいところへの道が、たまたま藪なだけ...でも、まぁ、楽して到着しても、喜びは半減するんだけどね。この苦労が良いのかも...